CCマルチング工法 施工手順 Q&A 施工例
 マルチングについて
地表面の飛散,流芒の防止、雑草の生育抑制、保温,保湿による植物生育の促進の為に地表面をなんらかの方法で覆うことをマルチングといいます。
この方法は、世界各地で数百年以上前から行われています。今日その方法には下記の方法があります。

1) 化学繊維等で作られたシート,ネットによるマルチング
道路の中央分離帯,法面,農作物の生産場所等でよく見かける方法です。強風により、めくれてしまったり、潅水方法に手間がかかったりします。また、廃材の処分が大変です。(産業廃棄物として処理しなくてはなりません)

2) 特殊アスファルト乳剤によるマルチング
この方法は、米国等では種子を播いたあとの農作物生産に利用したり、法面緑化で利用するなど、昔から大規模な飛散,流芒,には効果的です。しかし、皮膜が薄く、短期間しか効果が持続しません。

3) ワラ,葦等の植物シート,ネットによるマルチング
この方法は、昔から国内で行われてきましたが、資材の調達が困難であり、また加工者が居なくなってしまいました。よって、マーケットにはなかなか流通しなくなっています。

4) 腐葉土によるマルチング
この方法は、造園関係でよく利用されていますが、雑草防除にはあまり効果がありません。

5) 細かく砕いた砕石によるマルチング
フラットな歩行路,駐車場でよく利用されていますが、雑草防除には適しません。逆に、雑草が生育したときは後が大変です。

6) ウッドチップ,樹皮チップによるマルチング
この方法は、効果もあり景観上も良いのですが、飛散,流芒を起こしやすくコストが高い、害虫等が発生しやすい、厚く施工しないと効果がありません。また毎年補充することが必要です。

この様に色々な資材を使った色々な方法がありますが、問題点も多々あります。これらの問題解決策として、岩手大学ほ場内で共同研究開発したCCマルチング工法があります。
CCマルチングの特長
CCマルチング材は、杉樹皮と少量の木質部分を繊維状に加工したものです。
これを1平方メートル当り50リットル〜100リットル(厚さ約5cm〜10cm)、マルチングを行います。マルチングの厚さは5cm以下だと効果が極端に薄れますので、最低でも1平方メートル当り50リットル(約5cm)は使用してください。
特長
1) 繊維状に加工しているため、安定がよく,飛散,流芒をほとんど起こしません。

2) 安定が良いため、急な斜面等にも利用できます。

3) 土中水分の蒸発を防ぎ、潅水手間を軽減できます。

4) 他のマルチング材と比較し、材料単価が安く施工が簡単です。

5) 不要になったマルチング材は、一般廃棄物として処理も出来ますし、土と混合して基盤材としても利用できます。また、他の場所への移設も簡単におこなえます。

6) クッション性があるので、植物の根を踏圧から守ることもできます。

7) 雑草が生育しても、簡単に除去できます。どんな方法でマルチングを行っても100%雑草の発生を抑制することは不可能です。

8) 植物に対する泥ハネがないので、泥ハネによる病気を防げます。また、杉等の樹皮には抗菌活性作用があります。

9) 杉樹皮は腐敗しにくいため、長期間効果が持続します。

施工手順はこちら